お酒で花粉症が悪化する!?アルコールの影響と悪化の原因とは。
成人して、お酒を飲んで、その楽しさを知ったという方は多いのではないでしょうか?
成人すると友達と遊ぶ時「飲み行こうよ!」なんて話になることが多くなりますよね。
しかしお酒は花粉症への影響があるというのです。
なぜお酒は花粉症を悪化させてしまうのか?
その原因をご紹介したいと思います。
お酒で花粉症が悪化する!?
なぜ、お酒で花粉症が悪化してしまうのか。
◆.アルコールはヒスタミンを増やす
ヒスタミンとは、くしゃみや鼻水・痒み、そしてアレルギーの原因物質となるのです。
アルコールを摂取すると、肝臓で代謝されアセトアルデヒドというものが作られます。
アセトアルデヒドとは人の体には毒になるのです。
これにより、頭痛や吐き気・二日酔いなどの症状が起こるのですが、それだけではないようです。
アセトアルデヒドは、アレルギーの原因物質となるヒスタミンを作ってしまいます。
なぜ、ヒスタミンが作られてしまうのか。
それはアセトアルデヒドが肥満細胞を刺激してヒスタミンが出来やすくなってしまったり、量を増やす働きをしてしまうからなのです。
アルコールを摂取する
↓
アセトアルデヒドが作られる
↓
ヒスタミンが増える
↓
ヒスタミンはアレルギー原因物質と言われているので、花粉症が悪化する原因にもなる
というわけなのです。
◆.アルコールが交感神経の働きを乱してしまう
アルコールは少ない量であれば交感神経の働きを緩めてくれます。
さらに副交感神経の働きを優位にし、リラックス効果や筋肉の緊張などをほぐすよい働きをしてくれます。
しかし多量に摂取してしまうと交感神経の働きを強め、血管を収縮させるように働いてしまいます。
交感神経の働きが強まり血管が収縮してしまうと、粘膜が腫れて鼻や喉を刺激するようになります。
そのせいで鼻づまり、くしゃみや目の充血などの花粉症の人にとっては辛い症状が起こりやすくなってしまうのです。
元々アレルギーを持っている人の場合、症状が悪化してしまうことになります。
また花粉症というのは、自律神経の感覚が鈍っていたり、その逆に自律神経の感覚が過敏になっていることがあります。
なので、少量のお酒でも血液の流れに影響が出ることもあります。
お酒の量が少ないからと言っても安心できるわけではありません。
◆.アルコールは体を冷やす
冷たいお酒は胃腸を冷やしてしまい、血流が悪くなります。
そのせいで消化機能が衰えてしまったり、全身の血流が悪くなって免疫機能が低下します。
それにより花粉症が悪化する原因になるのです。
◆.肝臓の働きが弱くなる
肝臓の働きが弱くなると、体の免疫機能が正常に機能してくれなくなります。
肝臓は免疫機能に影響を及ぼすため、お酒で肝臓の働きが弱くなると花粉症が悪化しやすくなります。
◆.アルコールが粘膜を乾燥させる
アルコールには利尿作用があるため、お酒を飲むとトイレが近くなりますよね。
通常は利尿効果は確かにいいことなのですが、お酒の場合、飲んだ水分以上に排泄する水分の方が多くなってしまいます。
そのせいで体は軽い脱水症状を起こし、肌や粘膜が乾燥します。
肌が乾燥すると花粉が体内に侵入しやすくなります。
さらに粘膜が乾燥すると喉の繊毛運動が弱くなって花粉を排除しにくくなり、鼻の場合、鼻水や鼻づまりを起こしすくなります。
以上のことからお酒で花粉症が悪化する原因はたくさんあることがわかります。
花粉症の薬を服用しているときに飲酒するとどんな影響があるの?
基本的に薬とお酒の相性はよくありません。
花粉症の人は花粉のシーズンになると薬は欠かせないですよね。
そして花粉のシーズンって送別会だったり、お酒を飲む機会がたくさんありますよね・・・。
ですが、花粉症の薬を服用した上にお酒を飲むと薬の効き目が強くなってしまい大変危険なのです。
どうしてもお酒を飲みたい、付き合いで飲まなければいけないというときは前後2時間ほどあけて飲むか、その日は薬を飲まないなどの工夫をしてみましょう。
注射した後に飲酒するとどんな副作用があるの?
ワクチンなどを接種した後24時間以内は飲酒は避けましょう。
24時間後であってもワクチンによる副反応が出ることがあるそうです。
副反応とは、ワクチンの接種を受けた際に病気の免疫が出来る以外に体に現れる反応のことを言います。
あとは飲酒以外に激しい運動など体調に変化を及ぼすような行動を控えるようにしましょう。
薬を服用していることを常に意識しよう
花粉症の人は薬を常用している方がほとんどだと思います。
社会人の方だとお酒を飲む機会、付き合いで飲まなければいけない機会も多いですよね。
しかし先ほどお伝えした通り、お酒と薬の相性は良くありません。
薬を服用しているときにお酒を飲む場合は飲む量を控えるなど、常に意識しましょう。
私もお酒は好きで、飲みに行くと朝まで飲んでしまうということも度々あります。
ですが自分の体で起きた異変や、辛い状況は自分でしかわかりません。
しっかりとお酒の量をコントロールするということが大事です。
お酒はほどほどに、花粉のシーズンを乗り越えましょう!
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